A先生・T先生 インタビュー
A先生:園見学をしたとき子どもたちが園庭遊びをしていたのですが、とてもアットホームな雰囲気と元気に挨拶できる子どもたちに魅力を感じて、この保育園に就職したいなと思いました。
T先生:私も見学したときに子どもたちから元気に挨拶してくれたところが素敵だなと思ったのと、子どもたちに質問したら一つひとつ丁寧に答えてくれたのがとても素直でいいなと思ったからです。
T先生:就職してすぐに一度目の緊急事態宣言が出てしまったので、いつもと違うスタートではあったのですが、振り返ってみるととても楽しかったです。子どもたちと一緒に遊びたいことを考え、準備していざやってみたときに、子どもたちから「楽しかった!」「またやりたい!」と言ってもらえたのがすごく嬉しくて、準備とか大変でも頑張ってよかったなと思いました。子どもたちの言葉と笑顔のおかげで、準備の大変さや疲れも吹き飛びます。
A先生:私自身体を動かすのが好きなので、リズム遊びや触れ合い遊びとか一緒にやる中で子どもたちの笑顔が見られたのはすごく嬉しかったです。何度も同じ体操をやっているうちに子どもたちも覚えてくれて、子どもたちなりに楽しんでいる姿を見ることができてとても楽しかったです。
T先生:絵本の読み方や手遊びのレパートリーなどがまだ少ないので、その部分は大変だなと感じました。先輩のやり方を見ながら、声掛けの仕方一つとっても、とても参考になることばかりで、先輩に聞きながらやっていきました。子ども一人ひとりの性格も全然違うので、同じ言葉掛けをしても、この子には響いてもこの子にはちょっと届かないとかもあったりするので、自分の引き出しがまだ少ない分、その辺りは苦労したかなと思います。
A先生:昨年度は6月から本格的なスタートだったので、4〜5月は子どもたちのために何ができるかなと考えていました。座学で学んできたことと、実際の子どもたちではきっと違うのだろうなと思いながら過ごしていて、どうしたらいいのか不安だらけでした。でも実際に関わってみないとわからないなと思ったので自分なりに準備して、6月からの保育に臨んだのですが、やっぱり想定していた通り子どもの姿は座学で学んでいたものと違う部分がありました。一人ひとりとじっくり関わることで、子どもたちも安心して来てくれたので、ゆったり関わることの大切さを感じましたね。私は一年目ひよこ組(0・1歳児クラス)の担任で先輩2人と一緒だったのですが、間近で見て学ぶ、真似してみるという姿勢を大事にした一年でした。
A先生:相談事に対して親身になって聞いてくださったり、丁寧にアドバイスをくださったりします。いつも気にかけてくださるので、日々安心して保育できているなと感じています。
T先生:同感です。保育をする中で困っていることや不安に思っていることを相談すると親身になって答えてくださいます。一年目は初めての行事でわからないことばかりだったのですが、準備の仕方から一つひとつ丁寧に教えてくださいました。先輩が聞きやすい雰囲気をつくってくださっているので、とても相談しやすいです。
A先生:昨年度の最後の方に園庭遊びをしていたときのことなのですが、まだお喋りもままならないひよこ組の子どもが、私の名前を呼んでくれたことがとても印象に残っています。名前を呼ばれた気がして、空耳かなぁと思いながら振り向いたら子どもが手招きをしながら名前を呼んでくれていて、とても感動しました。
T先生:私も自分の名前を呼ばれたときのことは印象に残っています。私の名前が言いにくいこともあるのかもしれないのですが、ペアの先生の名前を呼ぶことが多かったので、自分の名前を呼んでくれたときはすごく嬉しかったです。それから子どもの成長を目の当たりしたことも印象に残っています。私は昨年度、うさぎ組(2歳児クラス)の担任をしていたのですが、子どもたちは靴下を履く練習をしていました。履けなくて嫌になってやめてしまう子が多い中で、一生懸命頑張っている子がいたんですね。できない日が続いている中、あるとき履くことができたのです。そのとき、とても嬉しそうに「できた!」と言ってくれたことがあって、とても感動しました。
T先生:有給はとても取りやすい環境です。園長先生や主任の先生が「有給取った?」と聞いてくださいます。1年目でいつ休みを取ったらいいかわからない状況でしたが、主任の先生がカレンダーを持ってきてくれて、「この月どう?」と一緒に考えてくれました。
A先生:給与に関してですが、残業した分は申告するように言ってくださいますし、考慮してもらっています。
T先生:交通費もしっかり出してもらっているので、待遇面は恵まれているなと思います。
T先生:取れていますね。他の先生方が「これ終わってる?」と気にかけてくださって、「まだ終わってないんです」と言うと、非常勤の先生が保育に入ってくださり、その間に書類や制作に取り組むことができています。
A先生:そうですね。他の先生たちが「何かある?」と声を掛けてくださいます。非常勤の先生方にもとても助けていただいて感謝しています。
A先生:休憩時間はしっかりいただくことができています。東川口鳩笛保育園ではアプリを導入していて連絡帳もアプリ上で入力するのですが、休憩時間でない先生が入力することになっています。休憩時間はしっかりご飯を食べて、休むことができています。
T先生:休憩時間は45分なのですが、しっかりいただいています。一度子どもたちから離れて自分自身をリセットして、午後からの保育に備えることができています。非常勤の先生方にも協力していただいて、先生同士でうまく休憩時間を回すことができています。
A先生:私はピアノが苦手なのですが、一日に少し触れるだけでも上達するなと感じています。楽譜を少し簡単にアレンジすることもあります。子どもたちが楽しく歌えることが一番大切だと思っています。
T先生:私も苦手です。学生時代はもう少しかっこいい伴奏の方がいいのかなと思って練習したこともあったのですが、歌っている子どもたちの様子も見たいので、伴奏だけに集中しないように簡単な伴奏で弾くようにしています。どうしてもできない曲は、メロディラインを集中的に練習することもあります。間違えてしまってもメロディは止まらないように心がけています。
A先生:マイペースな子だったり、積極的な子どもだったり、色々な子どもがいるので、一人ひとりの可能性を見つけてその子の意欲ややる気を伸ばしながら、伸びる芽を大切にできる保育士になっていきたいです。初めてできることや苦手だったことができるようになることは私自身とても嬉しいので、こどもたちと一緒に一つひとつの経験を大切にしていきたいと思っています。
T先生:子どもたちが日々明るく楽しく保育園の生活を送れるような保育士になりたいです。良いところをたくさん見つけて褒めて、子どもの成長を見守りながらも、自分自身も保育士として成長していきたいなと思っています。些細なことでも子どもの気持ちに寄り添いながら一緒に成長していきたいなと思っています。