園長挨拶

まずは「やってみる」!!「何歳だから」「子どもだから」という既成概念や固定概念を打ち破ろう。

東川口鳩笛保育園について

埼玉県川口市にある昭和30年(1955年)設立の学校法人木浦学園小鳩幼稚園がベースとなっています。幼保一元化の流れを受けて平成23年(2011年)に社会福祉法人精寿会を発足。そして平成24年(2012年)4月1日に東川口鳩笛保育園が設立されました。基礎となった幼稚園教育を引き継ぎながら生活基盤である保育園の内容に融合した保育を心掛けています。

保育内容に関して

3つの理念である「じょうぶな体」「やさしい心」「ゆたかな知性」をベースに「褒めて伸ばす」を心掛けています。当初は小鳩幼稚園から受け継いだ総合幼児研究会の内容を保育園に馴染むように変えていく中、平成29年(2017年)にYELL会社の安田式体操遊びと出会いました。そして「東川口鳩笛保育園の保育力」=「勉強ではない幼児教育」×「安田式体操遊び」の相乗効果を目指しています。保育園は幼稚園と違い大きな集団では無いので1人ひとりに寄り添う事が出来ます。勉強よりも経験を通じて心を育む。子どもそれぞれの達成感を共感しながら自己肯定感を伸ばし、自らが自信を持って意欲的に活動が出来るように心掛けています。
 一番心掛けて欲しいのは「まずはやってみる!」事、子どもに対し既成概念や固定概念を強く持たない事です。良くも悪くも子ども達は自由であり大人の想像を超えた事をする場合が多々あります。年齢にとらわれ、その子どもが持っているポテンシャルをつぶすのではなく、ダメかもしれない事でも「とりあえずやってみる」を心掛けて欲しいです。保育者が子ども達と実践したい保育がある場合にはそれを応援します。必要な材料があれば準備をしますし、保育者の増員が必要であれば調整をします。上手く楽しめなかったとしても次につなげる保育が出来れば保育者の成長につながるし、楽しめたらそれはそれで良し。積極的な発言や行動に対しては私も出来る限り応えるようにして保育者のやる気が育つように心掛けています。

東川口鳩笛保育園の先生達について

明るく楽しく元気よく。保育者が笑顔でなければ子ども達も笑えません。保育者が心から楽しんで笑顔になれば子ども達も一緒に心から楽しみ、笑顔になります。子どもも保育者も一緒に笑顔があふれるシーンが多いです。私が保育者によくかける言葉が「時間に追われない事」です。お昼ごはんの時間、お迎えの時間、トイレの時間、どうしても集団生活だと時間に追われてしまう事もあります。ただ、その中で焦りながら保育を進めても良い結果は中々出せません。なので、時間に追われそうな時は周りの保育者にヘルプを頼んだり、意図的にゆっくり過ごしても良いと伝えています。「ゆとりある雰囲気」が保育者にも子ども達にも必要であると考えています。保育に関わる人たち全員で子どもを育てるというような感覚を自然に共有している先生達が多いです。

園長職として心掛けている事

まず出勤をしたら全ての教室へ挨拶に回り、1日1回は必ず全園児と関わるよう心掛けています。言葉遣いも出来る限り子どもと保育者に否定的な言葉を使わない。子ども達にも保育者達にも出来る事を認めた上で必要に応じてヒントやアドバイスを求められた際には適切なコメントが出来るように努めています。新人からベテラン保育者に対し同じ態度と言葉遣いで対応をし、気軽に話しかけやすい雰囲気にする事を心掛けています。そして保育者が実践をしたい保育に対しての援助は出来る限りしていきます。私の考えですが、園長職は現場に出ている保育者の後方支援です。保育者が子どもと関わる時間、書類や制作準備に必要な時間のバランスをとりながら無理のなく働きやすい環境を整えて、保育者が保育力と質を上げられる機会を作るのが私の仕事であると考えています。結果として私も保育に入りますし、現状の職員配置人数や給与や環境面での処遇改善につなげています。

どのような保育者を求めていますか

東川口鳩笛保育園では子ども達と一緒に楽しく笑顔で過ごしてくれる保育者を募集しています。ピアノや手作りの得意不得意があるのは普通です。私もピアノは未だに苦手、手作りは手が大きいので大雑把、手書きの文字は雑になってしまいます。なので得意な保育者にコツややり方を教わりながら2,3年後に新しい保育者へ伝えられるような人になって欲しいと思います。いつまでも学ぶ姿勢を忘れず、他の保育者と子ども達の気持ちを理解して協力をしながら一緒に東川口鳩笛保育園の保育を作り上げてくれる人をお待ちしております。実習で辛い経験をしたり、保育に自信がなかったりする人でも気軽にまずは見学に来てみてください。